【大学編入】2年次編入と3年次編入どっちが良い?実際に2年次編入してみた感想
大学編入を目指すみなさんは、2年次編入か3年次編入で悩んでいるひともいるんじゃないでしょうか?
私は2017年に2年次編入をして現在3年生なんですが、実際に2年次編入をしてみて分かったメリットやデメリットを今回は紹介していきたいと思います。
焦らず進路を考えられる
編入する前は編入試験のことで精いっぱいで、どういう業界に就きたいなんて考える暇もありませんでした。
3年次編入すると就活ガイダンスがすぐに始まり、公務員志望なら3年の4月から勉強しないといけません。
編入する前から就きたい仕事が明確に決まっているなら良いけれど、そうでないなら就職活動がすぐに始まっても困ってしまうだけ。
その点、2年次編入だと、比較的余裕があるのでインターンをしたり自分の就きたい仕事を考える時間ができます。
実際に、私も編入する前のところは「バリバリ働きたい!」と思って漠然と外資などを考えていましたが、2年次編入して色々な経験をしたらキャリアウーマンは自分には向いてないと気付いて、今は一般職を考えています(笑)
こういう風にやりたい仕事と自分の向き・不向きを見つめ直す時間が2年編入にはあると思います。
単位に余裕がある
2年次編入すると専門科目は単位認定されませんが、英語や第二外国語などの語学科目や教養科目は上限まで認められることが多いです。
なので1年次に単位を落としまくった人たちよりも習得済み単位が多くてコマ数にも余裕があります。
ただ先に述べたとおり、専門科目は一切認められていないので、3年や4年になると専門だらけでテストも多くて疲れてしまうことも。
3年後期からは専門科目ばかりで疲れた~
しかし3年次編入だからと言って必ずしもカツカツとは限りません。
同系統学部に編入したら全休曜日があったり余裕はあると思います。実際に青短から青学英米に3年次編入した人は2日ほど全休がありました。
全く別の学部に編入する人は忙しくなると聞くので、そういう人は2年次編入の方がオススメかもしれません。
交換留学ができる
私の知り合いは、大学の交換留学を使って3年の後期から留学する予定です。
3年次編入したあとに留学すると就活に出遅れることがありますし、卒業後に留学したとしても私費留学になるので必要以上にお金がかかってしまいます。
なので、交換留学が使えるというのは2年次編入の特権かもしれません。
早く卒業したい
デメリットと言えば、早く卒業したくなること(笑)
今は2回の2年生を経て、やっと3年生になりましたが
長かった~
って思っています。笑
2年生だと専門性の高い授業は取れないので教養系の授業ばかりで、「何のために編入したんだろう?」とフラストレーションがたまったりします。
それに、浪人生とは違って気分だけは4年生なので、正直大学生活に飽きて「早く働きたいな~」というのが今の正直な感想です。
中高の同級生が就活をしているので、余計に焦る気持ちが出てきています。
なので相当勉強したい人以外は大学は4年で十分かな(笑)
友達ができにくい
ただでさえ編入生は目立って浮いてしまいます。
それに加えて2年次編入だと同級生よりも1個年上なのでさらに気まずいです。どんな風に接していいか分からないという雰囲気がプンプン漂っています。
浪人生だと珍しくないのですぐにクラスに馴染めますが、2年次編入だとハードルの高さは跳ね上がってしまいます。
それに引き換え、3年次編入だと同い年ばかりなので、最初の気まずさはあるけど割と杉に打ち解けられる印象です。
お金がかかる
余計に1年分のお金がかかるし、入学金も払わないといけないので親の負担は計り知れません。
私はの友人は家賃込みの仕送りが12万で学費が約80万円なので、約220万円を余計に出費することになります。
入学金も含めたら合計250万円くらいかな。
裕福な家庭なら250万円くらい余裕でしょうが、普通のサラリーマン家庭だとかなりの痛手になると思います。
編入はお金のかかることなので、親と話し合いをしっかりしたほうが良いと思います。
まとめ
お金があるなら2年次編入
「大学は4年で十分って言ってたじゃん!」と思われると思いますが、サッサと単位とっちゃって留学や趣味に没頭しても良いと思います。
ドイツの大学生は卒業後2年くらい旅に出ると言いますし。
日本では新卒至上主義なので難しいかもしれませんが、2年次編入なら大学に在籍しながら留学など色んなことができるので就活に影響しません。
なので、お金に余裕があるなら2年次編入、ないなら3年編入じゃないでしょうか。
以上、個人的な意見でした!