大学編入後も後悔する?僕の失敗を生かして編入してほしい

f:id:jdtabiblog:20180905203124p:plain

※私の友達に書いてもらいました



こんにちは。
僕は昨年某大学から某国立大学に大学編入しました。


編入をしてみて、学歴が良くなったり高いレベルの環境に入れることに喜びを感じていますが、「もっと違う選択もあったのでは?」と後悔することも多々あります。



これから編入を目指す方には僕のような後悔をしてほしくないため、僕の失敗談を反面教師として編入試験に臨んでほしいと思っています。



編入を目指すきっかけ


僕は高校生の時から漠然と海外に憧れを持っていて、特にスペイン語圏について学びたいと思っていました。しかし受験に失敗して経済的に浪人も許されなかったので家から通える大学に進学することになりました。


進学先は社会学の学部でしたが、やはりスペイン語など国際系を学びたいという思いを捨てられず、ネットでいろいろと調べたところ「大学編入」制度があることを知り、編入することを決意しました。



大学選び


さっそくスペイン語学科があり、かつ編入試験を実施している大学を検索してみましたが、ほとんどの場合がスペイン語の単位をとっていることが出願要件になっていましたが、僕の在籍していた大学では第2外国語でスペイン語がなかったので出願要件を満たすことは出来ませんでした。



そこで考えたのは国際系統の学部です。
スペイン語学科だけでは狭すぎるので、より広い範囲で探すことにしたのです。


なので早い段階でスペイン語学科への編入を諦めて、第二外国語でスペイン語を設置していてスペイン語圏を研究する先生やゼミがあれば良いだろうと妥協することにしました。



そうすると大学の選択肢が増え、シラバスなどを見て「行きたい」と思える大学もいくつか見つけられたので編入を目指して勉強することにしました。



後悔①


僕が後悔していることの1つとして、最初に挙げられるのが「当たって砕けなかった」ことです。



僕はとてもメンタルが弱くて「落ちたくない」という気持ちが強く、結局「絶対に受かるだろう」という大学しか受けませんでした。


しかし編入の予備校に通い、正直に言うと僕より成績が下だった人たちが難関国立大学(京都大学や大阪大学)に合格した姿を見て「なんで勝負しなかったんだろう」と思ってしまいました。



編入試験は入りたかった大学に行ける最後のチャンスです。


全部落ちたとしても在籍している大学に残れるのでマイナスになることはありませんし、通常の大学受験とは違って各大学で試験日程が大きく違うので色んな大学を受けることができます。


この状況を生かして、とりあえず行きたい大学を一通り受験しといて受かったらラッキーくらいに考えれば良かったと悔やんでいます。


後悔②


僕が次に後悔していることは「大学選び」です。



編入後は編入を目指す後輩にアドバイスしてました。
そして自分なりに後輩にお勧めできる大学など検索しているうちに「この大学を受ければ良かった!」と思う大学が出てきました。


それは獨協大学国際教養学部言語文化学科です。



カリキュラムを見てみると「英語とスペイン語を勉強できる」「スペイン研究ができる」など、僕が学びたかったことをピンポイントに学べる大学だと分かりました。



しかも多くの大学の場合はスペイン語の語学要件があったにも関わらず、獨協大学にはなかったのです。


獨協大学の国際教養学部には2年次編入と3年次編入があり、3年次編入の場合はTOEIC800点の出願要件と第二外国語のテストがありますが、2年次編入の場合はTOEIC750点の出願要件と小論文の試験のみでした。(当時僕はTOEIC760点だったため要件はクリアしてます)



もっと悔しいのは、編入試験を受けるときに獨協大学も候補の一つとして考えていたことです。


第一志望大学などある程度受験する大学を決めた後に、もう少し滑り止めとして受ける大学を探そうと検索していて獨協大学がヒットしました。当時の僕の思考回路を再現すると以下のような感じです。



「第一志望大学は決まったけど、滑り止めを探そう」

「獨協大学か。編入試験もやっているのか」

(編入試験情報をみる)

「あ~、第一志望と試験日程カブってるな。ナシ。」



このように大学案内を見ないで試験日程だけを見ていたために、獨協大学がスペイン語を勉強していなくても入れる大学だと気づきませんでした。


「スペイン語を学んでいないから無理」と早い段階で諦めてしまい、僕が受験できる大学があったことに気付かなかったのです。



この事実に気付いた時、僕は絶句しました。
「なんでもっとよく調べなかったんだろう」と。


当時の僕には誰かに相談するという発想がなく、せっかく予備校に通っていたのに先生ともよく話し合わないまま一人で受験する大学を決めました。


「早くに諦めなければ」
「誰かに相談していれば」

そんなことばかり考えてしまいます。



結果として、今は獨協大学よりも社会的評価のいい大学にいて満足しなければいけない立場であることを理解していますが、やはり「学びたかったことを学べなかった」という点に非常に悔しい思いをしています。




まとめ


僕が伝えたいのは


「勉強したい分野を明確にすること」
「そのうえで徹底的に調べること」
「当たって砕けるメンタルをもつこと」
「第3者に相談すること」


この4点です。



僕がお勧めしているのは「できる」「できない」を置いといて、本当に勉強したいことを順位をつけながらリストアップしていくことです。そして順位の高いものから大学を調べていけば僕のような失敗をするリスクは減ると思います。


受験料も1校あたり3万程度で決して少ない額ではないですが、金銭的に許す限り受けてみるのがベストです。


第3者に相談するというのは特に難しいかもしれませんが、ヤフー知恵袋などネット上で投稿してみるのもひとつの手かもしれません。案外良いアドバイスをもらえると思います。




僕の失敗を生かして、編入してよかった!と思えるキャンパスライフを皆さんに送ってほしいと願っています。