好かれると嫌悪感を感じる、それって詐欺師症候群かも?
異性に告白されると喜ぶ人が殆どだと思います。
しかし中には好意を抱かれると「気持ち悪い」と感じる人もいるんだそう。なぜそう思ってしまうのか
嫌悪感を抱く人の割合
とある調査によると、告白されて気持ち悪いと感じた人の割合は7割超えと意外と珍しくありません。
その理由としては、「タイプの人じゃない」「そもそも恋愛に興味がない」など、告白してきた相手や恋愛に関心を持てない場合が大部分を占めます。
しかし、なかには自分が思いを寄せている相手から告白されても途端に気持ち悪いと感じて、避けてしまう人がいます。
このような人は、詐欺師症候群の傾向にある人が多いんです。
詐欺師症候群って?
別名インポスター症候群ともいわれ、自分の達成を内面的に肯定できずに自分は詐欺師であると感じる傾向のことを指します。
最近ではイギリス人女優のエマ・ワトソンも詐欺師症候群だと公表して話題になりました。
仕事で成功しても「運がよかっただけ」「まわりに恵まれた」と感じて、頑なに自分の実力や才能を認めないことが多く、他者による評価と自己評価のギャップに悩んでウツになることもあります。
なりやすい人
なりやすい人の特徴として、自己評価の低さが挙げられます。
自分自身の評価が低いために、成功しても「私の実力じゃない」と否定し続けてしまい、精神的に不安定になってしまう人が多いんです。
さらに、詐欺師症候群は女性のほうがなりやすいことが分かっています。
これは男女の脳構造の違いのせいで、男性の場合は成功を「自分の実力」と思う傾向にありますが、女性は「周りのおかげ」と考えることを多いことが理由のようです。
恋愛面でも
詐欺師症候群の人は恋愛においても自己評価が低いため、異性からの好意を素直に受け入れることができません。
「なんで私なんかが好きなんだろう」「どうせゲームなんだろうな」と思い、自分を蔑み、相手の告白の裏には何かあるのでは?と疑い深くなってしまいます。
その結果、告白してきた異性に対して嫌悪感を覚えるようになり、恋愛が上手くいかなくなってしまいます。
改善方法は?
詐欺師症候群から立ち直る方法は難しいです。
自分の才能や成功を認めることができずに何年も苦しんでしまう人も大勢存在しています。
そのため自己評価が低いと自覚のある人は、一度メンタルクリニックへ行ってみることをオススメします。
一人で悩まずに相談相手を作ることが、立ち直る一歩につながるはずです。