外務省在外公館派遣員試験とは?倍率やその後について 

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こんにちは。

みなさんは「外務省在外公館派遣員制度」をご存じですか?

私の友達にこの制度を利用して、海外の日本大使館で2年間働いていました。

 

海外で働いてみたい大学生にはうってつけだと思うので、友達の体験談も交えて制度について説明します!

 

 

派遣制度

www.ihcsa.or.jp

在外公館(海外にある日本大使館)に2年間派遣される制度です。

難易度の高い国家公務員試験を受験せずに、大使館で働ける機会が提供されます。

「語学力を生かしたい」「海外で働いてみたい」という方の入り口として、とても良い制度だと思います!

 

仕事内容

仕事内容は様々ですが、大体は総務業務が多いです。

給料管理・配車などが多いようですが、中には大使秘書になる人もいるそう。

友達の話を聞くと、語学力や経歴等によって業務内容が分かれる気がします。

 

給料

給料は派遣国によって変わりますが、生活レベルは、日本の中企業で働く新卒1~3年目と同程度と思って大丈夫だと思います。

大手総合職程ではないけど、節約意識を持っていればたまの贅沢できるくらい?

+ボーナスもあるのでカツカツにはならないと思います。

ちなみに、インドのような物価が安い国では、派遣中に100万貯金も夢ではないようです!

試験内容

試験は毎年2回(前期:5月上旬、後期:10月上旬)募集しています。

1次試験

語学・一般常識・日本語作文・適性検査の4つ。

1次試験はネットでも受験気がたくさん載っているのでぜひ参考にしてみてください。

shihohasenaka1717.com

 

2次試験

2次試験は1次試験ほど受験者も多くなく、ネットに詳細を書いていけないという制限があるため、情報は圧倒的に少ないです。

shihohasenaka1717.com

どうしても詳細を知りたい方は、ブログやSNSで過去受験者に連絡を取り、個人的に教えてもらうのが確実だと思います!

 

倍率は?

 

過去の受験者の話を聞いてみると、英語受験だと約10倍と考えたほうがいいのでは?

ただフランス語など別言語だと倍率はもっと変わってくるみたいですね。

 

受験者はどんな人?

私の出身大学である青学レベルだと、外務省を目指すなら派遣員ではなく国家公務員総合職・一般職・専門職で外務省を目指す人がいます。

多分、青学生は派遣制度の存在も知らないかも。

個人的には、受験者層は日東駒専レベルの人が多い印象があります。

神田外国語大学は派遣コース専門の勉強コースがあるので、合格者も多いようです。

 

業務内容も臨時職員・任期付職員がやるようなバイトの延長線上の色が強いので、大学生・新卒1~3年目くらいの人向けだと思います。

 

語学力は伸びる?

日本大使館は日本人職員が多いですし、総務業務なので仕事中は日本語だけで終わることも珍しくないんだとか。

仕事では語学を伸ばそうというより、自分で休みの日など活用していかないと難しいようです。

私の知り合いも「思ったより伸びなかった!」と言ってましたね。

 

帰国後は?

2年の派遣を終えたら自分で職探しをしなければなりません。

私の友人は、帰国後に就活をして東京の外国人向けの不動産会社で働いています。

海外の日本大使館で働いてたというとJICA等よりもお堅い感じがして好印象らしいです。

 

まとめ

外務省在外公館派遣員試験の概略でした!

海外で働ける貴重な機会ですので、興味のある方はぜひトライしてみてください!