【大学編入】法学部志望生へオススメの参考書や対策など

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今回は法学部への編入を志す学生にオススメの参考書や勉強方法などをレクチャーします。

何を隠そう私は編入の勉強をしていた時、法学部・経済学・国際関係の3つで相当悩み、法学の勉強もめちゃくちゃやりこんでいました(結局経済学部にしたけど笑)

国立法学部への合格もしているので、そんな私が後輩である皆さんに手取り足取り合格へのプロセスを指南したいと思います!

 

 

勉強範囲

法学と言っても広いですよね。

憲法民法、刑法、労働法、、、、

まれに政治学が出題れることもあります。

何法を勉強すればいいの~

と悩む方も多いかと思いますが、もっとも出題の多い憲法・法学概論・政治学・時事に絞って勉強することをお勧めします。

民法や労働法は勉強しなくてもいいの!?

もちろん民法や刑法も出題されることはありますが、出題はそこまで多くないので勉強するのは費用対効果的にオススメしません。

民法・刑法・労働法などは全て憲法にぶら下がっている法律なので、憲法と法学概論をしっかり押さえていれ解ける問題が多いんです。

 

勉強方法

勉強方法は他の学部を受験する場合も一緒。

論点を整理

まずはよく話題になりやすい論点を知ること。

憲法なら「人権の享有主体性に外国人は入るか」法律なら「法の欠陥」など。

だいたいは各テキストで1ユニットとしてまとまっているかと思いますので、精読したら似た過去問を解くor自分で作問して論文を書いてみる。

1日1論文論

編入試験に穴埋め問題はほぼありません。

基本的には論述式です。

なので知識+論述力が問われます。なので毎日1論文を書くことを心がけましょう。

論文は書かないとうまくなりません。

hennnyu.hatenablog.com

 

オススメの参考書

ポケット六法は必須

本格的な六法は不要ですが、ポケット六法は絶対買って携帯してください。

出版社はどれでもいいです。いつでも見れるようにして何回も引いて条文を頭に叩き込んでください。

 

法学

法学部なら法学概論の授業が絶対にあるはず。基本的にはそこで使われているテキストで良いと思います。

というのも扱う内容はそこまで大きく差はないからです。個人的にオススメな本や法学部合格者が使っているのはこのあたりの本でしょうかね。

自分の好みや分かりやすいものを使うことをオススメします!

 

憲法

憲法も勉強必須。すべての法律は憲法から派生しているものですから、ベースの憲法はしっかり勉強しないといけません。

まずはテキストとして下の本を購入。教科書として頭に叩き込みます。

 

次に応用としてこちらの本。

司法試験など書いていてレベルが高そうですが、大学編入試験に通用する内容ばかり。

編入の試験にも出てくる論点がまとまっていますし、論文の例も書いてありますので、見本にもなります。

 

もし非法学部在籍で法学部への編入を志す場合は、概要をしっかり押さえるために最初にこの本を手に取ることをお勧めします。

ちなみに伊藤真さんの本はとても分かりやすくて入口本としては優良です。

 

政治学

政治学は余裕がある人は勉強していたほうが良いです。

ただ、法学部政治学科などを志望しない限り滅多に出題されることはないので、法学科志望で時間がないなら勉強は無理にお勧めしません。

 

余裕がある場合は、こちらの本を一読することをお勧めします。

 

余裕がない場合は、下の本を。図解なのでイメージしやすく広く浅く政治学を把握できます。

 

時事

時事は特に神戸大学への編入を考えている人なら重要ですね。

時事と言っても今年話題になっているものではなく、「プライバシー権」「貧困」など、過去10年間問題に挙げられている比較的新しい話題と言った方が良いかもしれません。

やはり法学部受験なので法学部目線の出題であることを忘れずに!

 

 

大学編入は、大学院入試・公務員試験に似ているところがあるということで、時事関係は公務員試験のテキストを使うこともおすすめです。

広く浅く「こういう問題があるんだ」と知るのに便利です。

 

 

個人的に絶対おすすめなのが「ジュリスト」購読。

私は編入受験生の時に最新号を欠かさず図書館で読んでいました。法学の目線からトレンドを追うために絶対一度は読んでいたほうが良いです。

 

まとめ

以上が法学部志望生へのオススメの参考書・勉強法でした。

法学部は勉強することが広いので大変ですが、正しく勉強すれば怖いものはありません。是非頑張ってください!